最近は、日本でも夏は酷暑、冬は厳冬で地域によってはドカ雪とも言える大雪が降るエリアもあります。
ただ、そのような雪の日の訪問看護はどうしているのか疑問に思われている方も多いです。
今回は、雪の日の訪問看護について回答していきます。
訪問看護について
訪問看護は、看護師などが利用者の自宅を訪問し、主治医の指示によって療養上必要となるお世話や医療行為をする看護です。
病気や障がいがある方、医療機器を活用して、できるだけ不自由なく暮らせるようたくさんの職種の方が協働しつつ療養生活をサポートしていきます。
日常生活のサポートや医療ケア、健康状態のアセスメント、利用者の家族などの介護者に対する助言や相談、予防的看護などその仕事は多岐にわたっています。
病気や障がいを持っている方にとって、生活するために欠かせないサービスです。
基本的にどんな時でも訪問看護は中止になることはない
利用者の方、また介護者の方たちの心身、生活を支えるお仕事ですから、基本的にどんなことがあっても訪問看護自体が中止になることはよっぽどのことがない限りありません。
雪の日は、確かに交通面でも危険を伴いますので中止になることがあるように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、在宅で療養されている方をサポートする立場として休むわけにはいかないのです。
雪が降っても病院やお店が普通に開業しているのと同じように訪問看護は雪の日でも普通に利用することができます。
中には、利用者の方、看護職の方が連絡をして「今日は大雪だから、来なくて大丈夫だよ。」といったように配慮してもらえるケースもあります。
ただ、訪問看護がなくなることでとても不便をされる方もいらっしゃるので、基本的に断りがなければ訪問は必須です。
雪の日の訪問看護で利用者や利用者の介護者の方が気に留めておくべきこと
雪の日の訪問看護は、どうしても雪で足場が悪く、車で訪問するのも滑りやすいので、いつもよりゆっくりの運転になる可能性がありますし、公共交通機関もダイヤが乱れてしまう可能性もあります。
そのため、看護スタッフ方が予定時間に間に合わないことなどもよくあることですので、その点は理解されておくと良いでしょう。
遅くなったからといっても、必ず来てくださるので、気長に待たれることをおすすめします。
また、雪の日だから来てもらうのはスタッフに悪いと罪悪感を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的に訪問看護も仕事の一つで、料金が発生してのことなので特に遠慮される必要はありません。
雪の日の訪問看護でスタッフが気を付けるべきこと
雪が降っている場合は、タイヤにチェーンを付けることやあらかじめスタッドレスタイヤを履いておくと良いでしょう。
また、公共交通機関を利用される際は、ダイヤが乱れて遅れが出ている可能性もあります。
できるだけいつもより早めの行動をして利用者の方のご自宅へ向かうようにしましょう。
また、到着後は服などが濡れてびしょびしょにならないようにレインコートなどを着用することや着替えを持っていくと安心です。
べたべたに濡れた状態で利用者のご自宅に入るととても迷惑ですし、利用者さんが濡れてしまう可能性があるからです。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
訪問看護は、雪の日など天候に関係なく訪問するお仕事です。
利用者の方は、ぜひ安心してお待ちいただければと思います。
また、スタッフはできるだけ遅れないように早め早めの行動をするように、運転には慎重になって気を付けて向かいましょう。
以上、雪の日の訪問看護はどうなるのかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。