ヘルスケアリンク阪神です。
私たちリンク訪問看護ステーション伊丹と併設のリハビリデイリンクでは、4月にも多くの感動的なエピソードが生まれました。
医療や介護の現場は、日々の積み重ねの中で“希望”という言葉が実感をもって語られる場です。
今回は、そんな日常の中から、スタッフ一人ひとりの尽力が生み出した活動内容を3つご紹介します。
6ヶ月ぶりの外出を叶えたチーム医療の力

ある利用者様が、なんと6ヶ月以上ぶりに屋外へ出られました。
長らくベッド上で過ごしていた方が、満開の桜のもと、奥様とともに笑顔を見せてくださったこの瞬間は、私たちにとっても忘れられない風景です。
この外出を実現するまでに行われた支援は多岐にわたります。
- 主治医による薬の調整
- 看護師による褥瘡処置と体調管理
- 理学療法士(PT)による座位・立位の訓練
- 言語聴覚士(ST)による誤嚥性肺炎予防
それぞれの専門職が力を合わせ、まるでパズルのピースのように重なり合うことで、1つの「希望」を形にすることができました。
このエピソードは、リンク訪問看護ステーションが大切にする「チーム医療」の象徴です。
医療的ケア児の受け入れに向けた前進:コーディネーター資格を取得

私たちは、高齢者だけでなく、小児の訪問看護・リハビリ支援にも力を入れています。
4月には、理学療法士の野村PTが「医療的ケア児等コーディネーター」の資格を取得しました。
この資格は、医療的ケアを必要とするお子様とそのご家族を、地域全体で支援していくために重要な役割を担うものです。
資格取得にあたっては、事業所全体で研修参加をバックアップし、今後の小児受け入れ体制の強化に向けて、着実に準備を進めています。
地域で暮らすすべての世代の方々が、安心して生活できる環境づくりのために、私たちはこれからも専門性の高いサービスを提供してまいります。
「お風呂に入れた」その一言が、私たちの原動力に

骨折のため、長く湯船に浸かることができなかった利用者様が、ついに「お風呂に入れた」と笑顔で報告してくださいました。
その背景には、リハビリデイリンクでの継続的な理学療法・作業療法と、訪問看護による細やかなケアがありました
お手紙に綴られていた感謝の言葉に、スタッフ一同、改めてこの仕事の意義を噛みしめました。
私たちの使命は、“特別なこと”ではなく、“その人らしい日常”を取り戻すこと。たとえ小さな進歩であっても、それが本人とご家族にとって大きな喜びになることを、日々実感しています。
所長候補・介護職・理学療法士として働きませんか?
リンク訪問看護ステーション伊丹とリハビリデイリンクでは、地域に根ざした医療・リハビリサービスをともに提供してくださるスタッフを募集しています。
現在、以下の職種で求人募集中です。
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※在職中で今すぐの転職が難しい方も、入職日のご相談が可能です。
地域とともに、これからも一歩ずつ
医療や介護の現場には、日々たくさんのドラマが生まれています。
ヘルスケアリンク阪神では、利用者様やご家族の想いに寄り添いながら、これからもチーム一丸で、地域とともに歩んでまいります。
ご利用を検討されている方、ご家族のケアでお悩みの方、そして私たちのチームに加わりたいと考えている方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。